ウルフ・オブ・ウォールストリート

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実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートをレオナルド・ディカプリオが演じ、マーティン・スコセッシが監督する投資経済映画。ベルフォートの自伝『ウォール街狂乱日記 – 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を元にしている。約3時間の長丁場な映画である。

経済を扱っているがマジメな内容では全くない。株式相場で無茶苦茶をする悪童物語の様な内容である。卑猥な単語がしょっちゅう出てくるし、クスリはやるし、ストリッパーも出てきたりするのでR指定がついている。なんでそんなのまで出てくるんだよ、と思われそうだが、それくらい猥雑で無茶苦茶なのである。

この辺の描写を「ありえない」と評するかどうかは、株式投資の経験があるかどうかや業界の知識があるかどうかも関係していることだろう(ありえないといってもノンフィクションなのだが……)。私は株式投資を行っている投資家の端くれなので、この業界がいかにくだらないのかをある程度は知っている。極端な例だから映画化したとはいえ、突き詰めるとこんなもんだろうという気はする。

しかしリーマンショックの関係者等にも思うことなのだが、ここまで儲けてどうするのだろうか?彼らが儲けて何やってるのかといえば、シャブ三昧と性病貰いそうな乱交である。金が多いのは羨ましいが、家庭は見事に崩壊しているし、ああなりたいかと言われると普通になりたくない。会社の立ち上げの際にロクに高校も出ていないような人間を雇った、というシーンがあるが、大卒の教養人はむしろこんな会社だとやっていけないのではないだろうか。

スコセッシの作品なのでBGMに懐かしのロックが多い。私はロックファンでもあるので「おお、あの曲だ」という場面が多かった。なんかハウリン・ウルフの曲妙に多いなと思って調べたら「ウルフ」・オブ・ウォール・ストリートだからか……。なんて安直なんだろう……。ロックファンの投資家、という点で私にはピッタリの内容であった気もする。ただ私は猥雑な内容は苦手なんだよな……。

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