ガルパンの逸見エリカに見る、男性の二次創作の変遷

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先日、ガルパンの逸見エリカに関する記事が、はてなのホットエントリに入っていた。

私たちの愛した3人の逸見エリカ – YAYOI LOGIC

はてなのホットエントリにオタク関連の記事が上がってくることは多いが、大抵はTogettterとかでオタクの生態やネット文化に関するものが多い。特定のキャラクターを扱っている記事がこういう風に上がってくることは珍しい。しかもこの記事、このブログの最初の記事らしいんだけど、誰が発見したんだろうか?

ガールズ&パンツァーの逸見エリカは不思議なキャラクターである。明らかに脇役なのだが、ネット上では主人公のみほとの因縁をフックに妙な人気がある。そして記事でも挙げられている通り、脇役で描写が少ない彼女はそれぞれの媒体で書かれたわずかな描写が各々の書き手にそれぞれの影響を与えている。

その人気と発展を見ていて男性の二次創作方法って女性化したなぁ、と思う。正確に言うと百合のジャンルを扱うようになると、楽しみ方が女性のBLと同じようになるんだなぁ、という印象である。作中のちょっとした描写を膨らませて、原作が全然設定していないようなところまで描く。だから「自分の好みの描写にそのキャラ合わせただけで、全然原作と違うやん」みたいなツッコミとかが生まれうるんだけど、腐の業界の人たちは昔からそういうことやってきたんだよね。

それにしても何でこんなに人気があるんだろうなあ。ストレートに「好き」を信じられなくて、不自然に過剰な「嫌い」は「好き」の裏返しみたいな逆張りでないと受け入れられないガルパンおじさんの業がなせるワザなんだろうか。「いやもう絶対みほのこと好きでしょ」みたいな期待感を凄い膨らませる子なんだよな。

そういう私も私でエリカに暗い情念を寄せている。みほのことを気にしている自分を認められない余りに過剰に嫌っている振る舞いをしていた自分に気が付くも、そのときにはもうみほに会うことは出来なかった……みたいなのいいよね……!

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