300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~

300<スリーハンドレッド>の続編。前作で監督を務めたザック・スナイダーは今回は脚本担当に変わっている。

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すでにこの続編があることを知っている状態で前作を見たため、オチで「え?続編はどうなるの?」という感じであった。

前作の後の話かと思いきや、その前の話から始まる。「クセルクセス?その人って輪っかジャラジャラの人じゃなかったっけ?2世とか3世とかなのかな?」と思ったら、普通に本人でなんか笑ってしまった。イメージ変わりすぎである。

ゴッドファーザーⅡのように同一原作の他の部分から持ってくるのではなく、フランク・ミラー原作の姉妹作品Xerxes(こう書いてクセルクセスと読むようだ)から持ってきているようで、前作と同一の時期の海戦が題材になる。脚本のスナイダーの影響がどれくらいあるのかは分からないが、圧倒的と思われた敵を倒していった主人公が中盤で敗北し再び敵に挑んでラストを迎えるという非常に映画として王道的なストーリーになっている。

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前回もファンタジー色強かったが、今回はラスボスに「あんな奴らケチョンケチョンにしてやりますよ」とばかりに言った幹部キャラが主人公に挑むも負けて、ラスボスに処刑されるという最近は漫画でも見ない展開があってまさかハリウッド映画で見るとは……と思ってしまった。

若干唐突気味に入ったエンディングではブラック・サバスのWar Pigsが流れる。この曲は本来はベトナム戦争のことを歌っている曲であるが制作側にはどういう意図があるのだろうか?

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