ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

2012年、ディズニーがスター・ウォーズの権利をルーカスフィルムから買収し、エピソード7~9と共に本編の補完となる外伝が3作制作されることとなったが、そのうちの第1弾。

記念すべきスター・ウォーズ第一作のエピソード4は、宇宙要塞デススターの設計図を持ったレイアの船が帝国軍に襲撃されるところから始まっているが、この事件の前にその設計図を帝国軍から奪取しレイア姫に託すことに成功した反乱軍メンバーの物語が本作となる。

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ディズニー製スターウォーズ第1作のエピソード7でも感じたが、変に難しくせずエンターテイメントに仕上げてきたのはいい感じ。主人公ジンがメンバーと打ち解けていき、反乱軍の有志達と共に帝国軍に立ち向かっていくという王道ストーリー。

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次々と名前有りのキャラが倒れていって、最後に残ったジンとキャシアンは生き残るかな……と思ったが、画面の向こうから津波みたいなのが来て「ああ……」ってなった。今回のデススターは出力絞って発射しているはずだが、こんなもんあったらそりゃ勝てる気しないな。あの活躍でエピソード4以降の歴史に出てこないからなんとなくは分かっていたんだけど辛い結末である。

この映画の真価はやはり戦いが終わった後の最後の5分にある。ほとんどホラーみたいな演出で登場して無双するダース・ベイダーと、託された設計図を希望と呼ぶレイアのシーンで終了という、EP4を知っている人間にとってはかなり熱い終わり方。

ディズニー制作になってファンへのサービスをひねくれずにやるようになってきたんだなぁ。私はディズニー事態はあんまり好きではないのだが、スター・ウォーズに関してはこういう素直なエンタメ路線をやることに賛成なので良い傾向であると思う。

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