パシフィック・リム:アップライジング

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ギレルモ・デル・トロからスティーヴン・S・デナイトに監督が代わっているが、こっちは明らかに怪獣・特撮ではなくて巨大ロボットが好きな人だろうなというのが伝わってくる映画。ロボットアニメのお約束がハリウッドの実写で実現しているが、前作の怪獣映画の続きを期待していると肩透かしを食らうかもしれない。

人が乗り込み操縦する巨大ロボットのイェーガーと「KAIJU」と呼ばれる巨大モンスターの戦いを描いて話題となったSFアクション大作「パシフィック・リム」の続編。前作から10年後、平穏を取り戻しはずの地球に進化を遂げたKAIJUが現れたことをきっかけに、新世代のイェーガーに乗り込む若きパイロットたちの戦いを描く。 – 映画.com

前作視聴済みであるが5年前の映画なので内容すっかり忘れている。復習しておけばよかったかもしれない。(ちなみにこの映画に合わせて地上波で前作の放送をするはずだったのに、4/5に亡くなった高畑勲への追悼で『火垂るの墓』を緊急放送することになり延期になった。こういうのって大丈夫なんだろうか?)

前作がカルトな人気を誇っていただけに色々言われているようではある。端的に言うと前作が怪獣の映画であったのに対し、今作は巨大ロボットの映画という感じで色々と趣が違う。ロボットもののお約束をハリウッドで実現!という楽しみ方をするべき作品である。

そんなだが無理やりな理由を付けてでも最終決戦が東京と富士山(東京から近いから高尾山疑惑あるけど)になるくらいの日本リスペクトなのに「ニッポンの技術でKAIJU倒すぜ!」とはならないのがめっちゃリアリズム。KAIJU本家の『シン・ゴジラ』はキャッチコピーに「日本対ゴジラ」と謳っちゃうくらいなのだが、それとは対照的である。

そんなわけであるが続編物の宿命なのか前作から引き続き登場するキャラクターを中心にもうちょっと上手く扱ってくれよと思わないでもない。マコは死ぬしニュートは敵になるしで思い入れのあるファンであるほどなかなか辛い。役者のスケジュールという大人の事情で登場しなかったローリーは逆に良かったのかもしれない。今作からのキャラも、主人公の教官を中心にするのか研修生たちを中心にするのか中途半端だった気がする。せっかくイェーガーが複数出てくるのに結局主人公機であるジプシー単騎での戦いになるのはちょっと残念。

最後はこのパシフィックリムというIP、三部作にするぜって感じのラスト。話の展開的に次は宇宙で戦うのかもしれないが、そうしたらいよいよジョン・ボイエガの好きなガンダムみたいな絵になるのかもしれない。

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