ドクター・ストレンジ

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マーベル社のアメリカンコミックスの映画化。マーベル社のアメコミをクロスオーバーさせるマーベル・シネマティック・ユニバースの作品としては14作品目にあたる。

ストーリー

卓越した腕前を持つ一方で傲慢な外科医スティーヴン・ストレンジは、自動車事故で商売道具である両手を不全にし、医者としての道を絶たれてしまう。リハビリ中、悲惨な状態から奇跡の復活を果たした患者から、それを可能にする集団の情報を得た彼はネパールで彼らとの接触を果たす。彼らは超自然的なエネルギーを操る魔術師であり、入門したストレンジはその中で魔術の才能を開花させてゆく、という話。

感想

放映前から映像が凄いということは聞いていたが、予想以上に凄かった。ビル街がなんか歯車みたいになって折りたたまれたり地面が分離したり幾何学的な模様を描いてガシガシ動いていく。CGの技術が発達した今だからできる映像である。

ところでマーベル映画ではマーベルの漫画原作者スタン・リーがカメオ出演するのがお約束となっているが、本作ではバスの中で本を読んでいる乗客として登場する。そこで読んでいる本がオルダス・ハクスリーの「知覚の扉(The doors of perception)」なのだが、私はてっきり「ストレンジの音楽趣味の関連で、ドアーズ(The Doors)のバンド名の引用元だから出てきたのかな?」ぐらいに思っていた。家に帰って調べてみたらサイケデリック文化に大きく影響を与えた作品であることを知って驚き。言われてみるとモロにサイケデリックだな。魔術で変形する建物の描写……。

サイケデリックの影響を受けるっているのはドクター・ストレンジが制作された60年代を考えるとそうかもしれないなぁって感じ。あと東洋的なものに神秘性を感じて超常現象のメカニズムに組み込むっていうのも当時的なものを感じる。

マーベルの映画らしいというか割とクスッと笑えるような描写が結構ある、主人公の悲惨な状況の割には明るい映画だった。悪役のカエシリウスも妙に愛嬌があるというかいまいち威厳にかけるというか、拘束具に捕まった時「お前一応ラスボスなのになんで普通に捕まってんの?」って思った。まぁ、最後には本物のラスボスであるドーマムゥさんも出るんだけどストレンジの頓智みたいな戦法でお帰りいただいたわけで、エンシェント・ワンがあんなにビビってた割にはなんか拍子抜けな感じの終わり方であった。

一応事件後は魔術師集団の中で若手のエース的な感じになっているとは思うのだが、何をどうやって知ったのかED後にはソーと会話している。一方で作中でいい兄貴分だったモルドさんはエンシェント・ワンのやり方がよっぽどショックだったのか悪堕ちしてしまった。なんか幽遊白書で「仙水はマジメだったから悪堕ちしたので、次の代にはいい加減な幽介を選んだ」っていう話を思い出すな……。

その他

  • 欧米の文化圏の人は肩書を気にするらしく、ドクターなのにミスターって言われると訂正するみたいなネタをよく見かける。ストレンジは作中でマスターともいわれてこれもやっぱり訂正する。向こうの人にはしっくりくるのか?
  • アベンジャーズはあの世界の人ならだれでも知ってるからいいとして、インフィニティストーンのこと知ってるウォンさんは何者なの……?っていうかあれインフィニティストーンだったの?
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