デビルマン (実写映画版)

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史上最大のクソ映画みたいな酷評を一身に受けている映画。それを受けて怖いもの見たさで見て、確かに酷かったのだが「邦画なんて結構こんなもんじゃない?」みたいな気持ちもある。私が作品の粗や矛盾に対して鈍感なことが上手く働いているのかもしれないが……。

両親を事故で失った不動明(伊崎央登)は美紀(酒井彩名)の両親の好意により、牧村家に引き取られ幸せに暮らしていた。一方、幼なじみの了(伊崎右典)は勉強もスポーツも万能で、明にとってあこがれの存在だった。 – シネマトゥデイ

原作漫画は読破済。なのでこの映画が、悲惨な結末を辿る原作を割と律義に踏襲しているのは分かる。無理せず「デビルチョップはパンチ力~♪」くらいの軽さでやった方が良かったのかもしれない。

映画製作には色々なしがらみがあるんだろうなと思うことは多々あるが、この作品も製作上これをやらなければならないというノルマ的なものをどうしてもこなさなければならなかったんだろうなぁ、というのは例えばシレーヌの必要性の低さからも伝わってくる。出てきて戦って倒した後一切出てこないしこの話抜いても全く影響でないんだよなぁ。大根演技な主役二人もそうだけど契約上使わないといけないとかあるんだろう。

人間同士の疑心暗鬼が見せた醜悪さによって人類を裁く流れになるという難しい命題もこなさなければならなかったんだろうけどそれを演出する力量はこの映画には望めなかった。国同士の争いにまで発展したっていう需要な設定でさえ主人公の独白でそういうことになりましたってさらっと説明しちゃう。普段見ている映画は映像や演出とかで観客に伝えることに腐心しているんだなぁということが逆説的によく分かる。

そんな感じで色々と思うことはあるが、有名なクソ映画として映画ファンなら一度は見ておきたい本作を見ておいて、まぁ良かった……かな?よく「見ていると体調を崩す」「精神が崩壊する」とか言われているが、いろんなことに鈍感な私は、それがいい方に作用したのかそこまででもなかった……。

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