Cuphead

Facebook にシェア
Pocket

1930年代のカートゥーンに影響を受けたレトロな作風の世界観が、ヌルヌル動くアニメーションで表現された2Dアクションゲーム。そんなファンシーな雰囲気でありながら非常に高い難易度でプレイヤーを苦しめる。

『Cuphead』はシングル/協力プレイ型で、ボスバトルを中心とするシューティングアクション。1930年代のカートゥーンにインスピレーションを得た本作のビジュアルと音楽は、当時のアニメーション制作過程をを緻密に再現。セル画ですべて手描き、背景は水彩画、音楽も録り下ろしのジャズ楽曲を使用しています。

デビルとの賭けに負けたCupheadとMugman。自分たちの命を賭けて奇妙な世界を冒険しながら、新たな武器や強力な必殺技を手に入れて様々なボスとの戦いを繰り広げよう! – Steam

「セル画ですべて手描き、背景は水彩画」の看板は伊達ではない。Trailerを見ても分かる通り狂気の沙汰と言いたくなるようなアニメーションである。なんとなくディズニーっぽく感じるのは日本のリミテッドアニメじゃなくて、凄い枚数重ねてヌルヌル動いているせいもあるんだろう。

そしてこのゲームのもう一つの特徴はファンシーな雰囲気とは裏腹に『凄い難しい』こと。インディーズゲームってゲーム好きな人間がゲーム好きな人間向けに作っているからか難易度が高めになる傾向にあるが、このゲームはその中でも相当に難しい部類になる。

海外メディアVentureBeatで記事を執筆する記者Dean Takahashi氏のゲームプレイ映像が話題を呼んでいる。Takahashi氏は25年以上業界で記事を執筆し続ける大ベテラン。(中略)そのTakahashi氏がGamescom 2017で『Cuphead』をプレイする動画が公開されているのであるが、氏の不器用なゲームプレイが議論を生んでいる。 – Automaton ゲームライターはゲームがうまくあるべきか?とある記者の“ヘタクソ”なゲームプレイが議論を生む

どんくらい難しいかっていうとベテランのゲームライターが無茶苦茶ヘタなプレイを晒してしまって議論が生まれるレベル。誰かが「一つ一つは単純で簡単なものの組み合わせで難しくすると、ゲームオーバーになっても『できるはずなのに!』という気持ちで再度プレイしてもらえる」と発言していたのだがまさしくそんな感じのゲームである。これは同時にプレイ動画を見ている人間が(ファンシーな雰囲気とも相まって)「そんなに難しいのか?」と挑戦してくれることも含んでいる。このゲームはインディーズゲームながら凄い売れ行きを示したのだが、この辺の相乗効果が上手く働いていると思われる。

さてアクションゲームが上手くも無いのに(そもそも得意なゲームなどないが……)これをプレイした感想であるが、なんか疲れてしまってもういいかなって感じ。紹介文にもある通りボスバトルを中心としたゲームなのだが、これがめっぽう強いうえに第何形態まであって、ようやく倒したと思ったらまた次が……という現象にげんなりして挫折してしまった。ちなみに普通の2DスクロールアクションであるRun&Gunもあるが苦労していった先にボスがいてやっぱり心がくじけてしまった。

また難しいだけならともかく、そもそもシステムが分からない勝負が結構ある。Mausoleumというステージがあるのだが、Youtubeでクリアしている動画を見てすらやり方が分からなかったので愕然とした。私の操るCupheadでは幽霊をジャンプして踏んずけても倒せないのですが……。

世界観も凄いと思う一方で、この苦行を乗り越えてまでもっと先が見たいと思うものでは無い。何というか有機性がないのである。なんでこのボスキャラはブリキの飛行機みたいのだったのに、猛牛になったり、天使みたいなのになったりできるの?みたいなことに、「カートゥーンってそういうものである」ってこと意外に特に理由が無いだろうからあんまり興味を持てない。

そういうわけでこのゲームの攻略は上手い人たちにお任せしたい。難しいゲームやると、「努力してまで上手くなる必要性があるだろうか?」とどうしても思ってしまう人間には過ぎた作品であった。

Facebook にシェア
Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。