ジガ-ZIGA- 全2巻 – 佐野ロクロウ 肥田健太郎

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ダオンに出した私の命令が打ち消されたとでもいうの?命令者であるこの私の……!!

全14話という短期打ち切りの結果に終わった作品。なのだが、命令者ちゃんこと白(ホワイト)のコラが、虹裏で大量に作られるという局所的でカルトな現象を起こした。

明るく充実した学校生活の一方、「怪物に潰される」悪夢に毎夜悩まされる少年、蜂鐘コウ(はちがねこう)。戸惑いながら幼馴染の星羅(せいら)と日々を過ごすコウだったが、ある日、万野と名乗る怪しげな科学者が現れ警告する。『夢は正夢であり、君は戦う運命なのだ』と。 – 少年ジャンプ

第9話の3ページ3コマ目の命令者ちゃんが何故か大量にコラされたという事実で記憶されることになるだろう作品。更に、既にコラが作られていた『神々の山嶺』とコラボ(?)したおかげで、多分本編に登場したコマよりもコラの方が多いくらいにまでコラが作られることになる。何がコラ師たちをあそこまで駆り立てたのかわけがわからないと思うが、わかれ!わかってくれ!!

その事件が無ければ読まなかった作品だと思うのだが、ジャンプ+(週刊少年ジャンプの電子版)の購読をしているので最終回後にまとめて雑誌で読んだ。ゴジラのような怪獣が人間社会に襲い掛かり、それに対抗する才能を持った主人公は特殊部隊に所属してそれに立ち向かうが……というストーリーで、人気(?)キャラとなった命令者ちゃんはヒロインではなく敵組織の幹部でタイムボカンのドロンジョ様ポジションのキャラクター。

この漫画奇をてらっているのか、普通の作品だと(特に週刊少年ジャンプだと)こういうことやらないよねと言いたくなるような展開が多い。主人公が落ちこぼれではなく多才で最初から評価されている、ヒロインと見せかけたキャラが1話目で死ぬ(ちなみにジャンプ+のアイコンには最後まで出続ける)、主人公の覚醒が非戦闘時、ラスボスが母親(を装っていた敵)等……。妙な形でセオリーを外している気がする。そんな中「実は主人公こそがジガだった」という最大の奇をてらった設定が判明するのが5話ラストである。この漫画がどういう作品なのかがはっきりするのがここなのだが、この辺を早く出せていたらまた違ったかもしれない。

俺たちの戦いはこれからだEDで、結局命令者たちが所属していた組織(一応「祖国」って呼称で良いのか?)が何だったのかすら描かれずに終了。ちなみに命令者ちゃんはジガの急成長にビビッて終わりで特に倒されたりしないのだが担当してた怪獣1匹死亡、2匹裏切りって失職ってレベルじゃないので、連載続いてたらそれを機に仲間になって更なるコラが作られていたかもしれない。

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