加瀬さんシリーズ – 高嶋ひろみ

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2011年から掲載がスタートし2018年にOVAの劇場上映が行われることになった、百合を代表する作品の一つ。百合といえば解釈で割れることがしょっちゅうなのだが、そんな中でもまさしくこういうのが百合だと言いたくなるような直球の内容である。

隣のクラスの加瀬(かせ)さんは、陸上部のエースで美人の女の子。内気な緑化委員の山田(やまだ)は、 彼女が世話しているアサガオの前で加瀬さんに声を掛けられて! ? ピュア百合アンソロジーひらり、からやってきたピュアピュアでドキドキのGIRLS LOVEストーリー!  – ウェブマガジン ウィングス

百合界隈では非常に有名な作品で私はタイトルだけ知っていたのだが、この度アニメ映画化(正確にはOVAの劇場上映)を受けて慌てて読んだ。

掲載誌が何度か変わり、さらにタイトルだけ見てもこれが何巻目なのかわからない(現時点での既刊5巻は「あさがお」→「おべんとう」→「ショートケーキ」→「エプロン」→「さくら」と続く)後追いにはやや辛い仕様である。そんな状態でも人気が続くのは読んでいるとよくわかる。なんか逆に珍しいくらいに直球の百合だった。

(ドロドロとか暗さのある作風の方が好きな私には余計に)眩しすぎて読んでられないってくらい甘々。こんなの見せられたら「無理」「辛い」「しんどい」としか言えない。Twitterで「加瀬さん」って入れるとサジェストで「加瀬さん 性欲」って出てくるのを前から知っていて、実際読んでみたら第1話から加瀬さんのネットリ視線あって吹いたのだが、こういう笑える部分ないと尊すぎて見られないかもしれない。

そんな加瀬さんは5巻でようやく山田と関係を持つのだが、気ぶりジジイと化したファンたちに「抱けっ!!抱け~っ!!抱け~っ!!」と散々言われながらリアルタイムでここまで6~7年くらいかかっている。作中期間では1年くらいだが、最初から追っているファンは感無量だろう。そもそも百合作品でこんなに息の長い作品自体がそんなにないんじゃないかって気もする。

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