シビル・ウォー – マーク・ミラー

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2016年にマーベル社のクロスオーバー企画マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の作品として映画化された同タイトルの原作コミック。この映画の予習で読んだ。

元々何年か前に出版されていたらしいが、私が読んだのは映画化に伴って普及版として発売されたもの。違いは

● カバーデザインが異なります。
● 収録作品は同じですが、【限定生産・普及版】には通常版に収録されていたバリアントカバーは収録されません。

ということらしい。

初心者から見たアメコミ

普及版と銘打っているだけあって初心者(私です)を導入するために、アメコミ入門講座と作中描写の解説の書かれたパンフレットが付いてくる。また関連する単行本の紹介用のパンフレットも付いているのだが……もう数が多すぎて眩暈がする。

シビル・ウォーは無茶苦茶たくさんのキャラが出てくるのだが、各キャラをフィーチャーした作品が計22冊もあるらしい。またマーベルコミックスのシリーズ時系列も掲載されているが、シビルウォーは28冊(+α)あるうちの5冊目にあたるようだ。一冊一冊が結構な値段するし読むの大変だと思うのだが、ファンはこれ全部読んでるんだろうか?

そんな状況であるから冒頭のキャラ紹介も盛りだくさんで、4ページにわたって百人くらい一気に掲載されてる。作中での重要度とは関係なしに登場順に載っており、主人公であるアイアンマンやキャプテン・アメリカもちょっと出るだけのキャラも同じ大きさのコマでの扱いである。それにしても○○最強みたいなキャラがいっぱいいて(どの国でも同じですね!)、この辺混ぜても矛盾しないんかいなと思ってしまう。

内容

スーパーヒーローが存在するアメリカで、若いヒーローチームがTV番組に出演しながら悪人を倒していたら事故が起き、多数の被害者を出す。これを受けてヒーローを管理する超人法が成立し、その可否によってヒーローたちは賛成派のアイアンマン、否定派のキャプテン・アメリカを筆頭にそれぞれ二分され互いにぶつかることになる……という話。

MCUの映画ぐらいしか知識のない私からだと原作のキャラは結構イメージの違うものが多い。マリア・ヒルってこんなに好戦的だったっけ?とか、キャップって映画だと若造って感じだったけど年配みたいだなぁと思ってたら実際作中でアイアンマンに年寄りって言われてるみたいな。昔から知ってる人はこの辺の感想が逆なんだろうな。

それで色々盛り上がってラストなのだが……凄いあれっ?って感じで終了する。残りのページ数的に唐突に終わることは予想は付いていたのだが、それで終わっちゃうの?っていう……。そもそも予想していたよりずっと短い話だったんだよな。いくらでも膨らませることが出来そうだがそれは他の22冊で扱っているんだろう。

マスクを脱いで、キャプテン・アメリカではなくスティーブ・ロジャースとして投降する……っていうのはウォッチメンのロールシャッハを髣髴とさせる終わり方だ。あっちは投降じゃ済まなかったが。

とりあえずこれで予習は済んだんだし映画の方に行ってみよう。さすがにこれだけのキャラクターを登場させることは、権利・予算上出来ないだろうから結構違う話になってると思う。

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