ケーブル&デッドプール:青の洗礼 – ファビアン・ニシーザ

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この作品以前にはほとんど接点の無かったケーブルとデッドプールであるが、本作が好評を受けてコンビとして認識されるようになった。真逆といっても過言ではないキャラクター性が上手く噛み合った結果だろうか?

それはデッドプールにかかってきた一本の電話から始まった。電話の主はワンワールド教会。愛と融和を唱える宗教団体が、お喋りな傭兵に何の用があるのか?一本の電話をきっかけに、未来戦士ケーブルを巻き込んだ全地球規模の大事件が巻き起こる!マーベルユニバース屈指の迷コンビ、ケーブル&デッドプールが主役を務める注目作、ついに邦訳!収録:CABLE & DEADPOOL #1-6(2004) – ヴィレッジブックス

映画『デッドプール2』の公開に伴って1巻目が普及版ということで安く販売していたので読んでみた。ちなみに買った後で英語版の1巻と2巻がKindle Unlimitedで読めることに気づいて正直ズッコケたが、解説無しでデッドプール読むの無謀だって気もするからまぁいいか。

MCUから出発して何となくアメコミ齧ったくらいの私からすると「よく分かんないけどデッドプールとコンビ扱いされているらしい」というイメージのケーブルであるが、解説を見るとそういう印象は本作以降に産まれたようだ。ケーブルってドラゴンボールでいうと主人公の息子って意味では悟飯の設定、未来から来たって意味では未来トランクスの設定を兼ねているわけで、X-MEN的には相当に重要なキャラなんだけどそれと絡めるって結構冒険だったんじゃないかって気がする。

全人類を同じ外見にしようとする宗教(ジョン・ヴァーリイの「バービーはなぜ殺される」(記事)みたいな設定だ)の野望を阻止する話なのだが、全8巻中の最初の巻の時点でいきなり世界中を巻き込むような規模の話になっている。全人類の肌が(一時的にではあるが)ピンク色になるとか、地球どこでもテレポートとかなかなか無茶苦茶である。これより前にやったケーブル主人公のシリーズでテクノウィルスの影響が弱まっていてサイキック能力復活したって設定らしいが「もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな」って感じ。で、それを使って長年の夢の実現をするらしいのだがどうなるんだろうか。ラストに父親のサイクロップスが出てくるヒキはアツいというかズルいというか……。

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