アクタージュ act-age – 原作:マツキタツヤ 漫画:宇佐崎しろ

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映画製作を題材にした週刊少年ジャンプ連載漫画。戦闘やスポーツのようなアクションシーン無し、女性主人公という、雑誌の中では異彩を放つ作品である。

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大手芸能事務所スターズが主催する俳優オーディション。未来のスターを目指す3万人の応募者の中に、異彩を放つ少女が1人──天才女優と鬼才監督の出会いから始まる、1本の映画を巡るアクターストーリー、開幕!! – 少年ジャンプ公式サイト

もともと存在は知っていたものの読むタイミングを失ったままだったのであるが、景と千世子が百合界隈で話題になっていたので定期購読していたジャンプ+(=電子書籍版の週刊少年ジャンプ)を遡って追いついた。ついこの間読んだ『ジガ-ZIGA-』もそうだが、虹裏で話題になってるから追いかけるってのが多くなったな……。

この作品は前身となる読み切りがある。週刊少年ジャンプ2017年9月号に掲載された「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」がそれで、アクタージュ本編では脇役として登場する柊雪が主人公。当時リアルタイムで読んで週刊少年ジャンプらしからぬ内容に凄い関心した(ちなみにジャンプBOOKストアで今でも掲載された号の電子版が購入できる)。ただし明らかに青年誌向きのテーマ・構成のままでは週刊少年ジャンプでの連載は難しいと判断したようで、舞台を五年後、主人公を別に用意して開始した。読切から連載に行く場合、設定だけ変更して同じキャラメインでやるのが普通なのでこれは珍しい例と言える。

演技に関して尖った才能を持つ主人公の景が成長していく過程で、既に大スターとなっている異なる方向性での天才の千世子に会うわけであるが、一般的な百合と言われるような関係というより、この作品特有の独特な距離感にその筋の読者が百合を見出す感じである。千世子はまだ殻を破ってない感じであるが、景は序盤の方で「顔が見えない」とか「好きになれないと思う」って発言してたのに、いつのまにかすっかり天使ちゃんの大ファンみたいになっててびっくり。この辺のギャップがこの先界隈を振り回しそうである。

そんな感じで読み始めたのだが、読切のイメージが強いので今は制作に収まっている雪がやっぱり気になる。連載に切り替えるときに設定変えずに構成したのは、雪の創作者としての業の設定を捨てていないということだから何処かでその先を見たいところなんだけれども。

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