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君の名は。

オタクにとってはまぁまぁ有名であるが一般人にとっては無名であっただろう新海誠の作品があれよあれよという間に有名になってしまった。ずいぶん見るのが遅くなってしまったが、現時点で既に興行収入が100億円を超えている。ガールズ・アンド・パンツァーやシン・ゴジラがカルトな人気を博していると散々話題になっていたが、結局一般受けする恋愛モノがあっさりそれを超えていったわけだ。

かなり話題になったため感想や考察を視聴前から結構見ることになり、いやもうこれだったら普通に見たほうがいいだろとなって見に行った。新海誠だから見に行くのをためらってたんだよなぁ……。

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高慢と偏見とゾンビ

この間見に行ったスーサイド・スクワッドの上映前に予告編が流れていて、あまりのインパクトに視聴決定した映画。ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」にゾンビ要素を加えた、セス・グレアム=スミスのマッシュアップ小説が原作。

私は元ネタであるオースティンの古典小説は既読であるが、グレアム=スミスの原作は未読。話の展開はオースティンの元ネタの話とほとんど同じなのでゾンビ以外はあったなぁこんなのって感じで見ることができた。

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ラブライブ!サンシャイン!!1期

今期のアニメで一番ハマっていた、「ラブライブ!サンシャイン!!」の感想。虹裏とTwitterの感想見ながら楽しんでいたわけだが、大体どういう風に評価されていたかを、自分で記憶している範囲で百合厨視点で記録しておく。

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推しが武道館いってくれたら死ぬ – 平尾アウリ

アイドルの話……ではなくドルオタの悲哀を描いた漫画。読んでてすごい辛かった。これホラー漫画だよ……。

一応ジャンルとしては「普通は男性オタが好むようなことを女性がやってる」というよくあるパターンの漫画ではあるんだろう。ただそういう場合って、そのキャラを萌え対象のキャラにするのだが、この作品はその対象となっているのがアイドルの舞菜の方なので毛色が若干違う感じがする。

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キャッチ=22

ジョーゼフ・ヘラーのベストセラー戦争風刺小説の映画化。長らく絶版になっていた翻訳小説が今年になって新版として復刻して読むことができた(記事)ので、その映画版である本作も見てみた。

第二次大戦時、イタリア軍と戦う為に地中海に駐留する米軍を舞台に、ヨッサリアン大尉が爆撃機での出撃から逃れようと画策するが……という話。原作同様、シリアスなのかブラックユーモアなのかスレスレな描写である。

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ひとり暮らしのOLを描きました – 黒川依

Twitterで話題になっていたシリーズがいつの間にか単行本化していたので読んだ。作中で「いつの間にか一か月経過していたことに愕然とする」というネタがあるが、この本出たの去年(2015年)か……。ということは話題になったのは、それよりも前か……ははは……。

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スーサイド・スクワッド

DCコミックスの映画化企画、DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の、一作目の「マン・オブ・スティール」(視聴済み)、二作目の「バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生」(視聴済み)に続く三作目。

作中世界に存在する超自然的な能力を持つメタヒューマンの脅威に対抗する勢力として、米政府は重犯罪者であるものの強力な能力を持つ者たちによって構成される「スーサイド・スクワッド(決死部隊)」を組織。隙あらば自分たちに銃を向ける彼らを、首に付けさせた小型爆弾で脅しつつ軍事力として利用しようとする。

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シン・ゴジラ

ゴジラシリーズ29作目で、前作の『ゴジラ FINAL WARS』から12年ぶりの新作。「庵野、エヴァも作らずゴジラ作ってるのか」ってくらいで、正直まったく気にしていなかったのだが、封切後各所で大絶賛を受けているのを知って興味がわき、結局2週間くらい経ってからお盆の時期に見るという中途半端な時期の視聴になった。

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