君の名は。

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オタクにとってはまぁまぁ有名であるが一般人にとっては無名であっただろう新海誠の作品があれよあれよという間に有名になってしまった。ずいぶん見るのが遅くなってしまったが、現時点で既に興行収入が100億円を超えている。ガールズ・アンド・パンツァーやシン・ゴジラがカルトな人気を博していると散々話題になっていたが、結局一般受けする恋愛モノがあっさりそれを超えていったわけだ。

かなり話題になったため感想や考察を視聴前から結構見ることになり、いやもうこれだったら普通に見たほうがいいだろとなって見に行った。新海誠だから見に行くのをためらってたんだよなぁ……。

CMなどでメイン要素に推していた入れ替わりであるが、思っていたよりそれに尺を取っていなかった。主人公二人の動機を描くために必要なパートという感じで実際のメインはタイムリープを使った救出劇とその後だろう。

散々言われているが2000年代のエロゲなんかで見たエッセンスが感じられる。かつてエロゲに対して「一般向けのと大して変わんないって」とか「エロゲじゃなかったらカタギの人でも好きな人はいる」とか言うと馬鹿にされたものだが、まぁやっぱりというか「これはオタク向けじゃないんですよ」「みんなが見てるんですよ。見てもオタクだとは思われませんよ」とか理由用意すると、どんどん人来るんだなぁ……。仮面ライダーにイケメン俳優出して若いお母さんたちに「子供の為」って言い訳用意するのと同じようなものかな。

この映画のヒット要因の考察はもう山ほどあるが、「暗い映画ばっかり!もうたくさん!」って言うのが大きかったんだろうな、とは思う。後は暗めの作風を続けていった監督がハッピーエンドに終わる話を作ると受けるというか……エヴァンゲリオン破を見たときに「庵野君どうしてしもたんや!」というのと同じで「新海君、山崎まさよし流さずにバンプ・オブ・チキンとはどういうことや!」みたいな。人間の業扱わずにはいられない性分が無きゃ映画監督なんて仕事そもそもやらないんだけど、大衆はそんなのもうたくさんなのだ、多分。

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